グリーンレーザースキャナを搭載したUAVでの測量、ロープアクセス技術を用いた点検調査を行っています。

綾町の照葉大吊橋を点検してきました

5月の中旬から下旬にかけて、綾町の照葉大吊橋をロープアクセスにて調査してきました。
綾町の照葉樹林は規模も大きく、原生の動植物生態をそのまま残し『ユネスコエコパーク』に登録されています。
余談ですが、日本のユネスコエコパークには10ヶ所登録されていますが、そのうちの2ヶ所が宮崎県なのです。(もう1ヶ所は『祖母・傾・大崩』で、大分県との県境の山々となりますが・・。)
そんな日本最大級の照葉樹林の中に架かる『照葉大吊橋』。長さ250m、高さ142mと一時は日本一を誇った大吊橋です。
コロナ禍で観光禁止中の調査前半は、観光客ゼロのなか主ケーブルや吊索など主に橋面から上の作業をし、観光再開した後半は橋面から下の調査を行いました。

青空に緑が映えます。

   調査道具を忘れないよう準備します。

  調査の前に、はいパシャリ

余裕の笑顔でしょうか?(笑)

1日を終えて黄昏る先輩と
離れ気味にそれを見てニヤつく3人組

安心して下さい!見てないですよ(下は・・)

吊橋の下はこのようになっています。ボルトの緩みはないか、変状はないか点検します。

グレーチングの隙間から点検者を見つけた観光客の方は、皆さんとてもびっくりされます。まぁ、ふだんいるはずのない場所に人がいるんだからびっくりしますよね。(笑)なかには、興味津々点検作業を見つめる方、『凄いわぁ、頑張ってね!』と応援?して下さる方、色んな方が通って行かれます。

塔柱の先はこんな風になってます。

塔柱に上り、吊橋の反対側を主ケーブルに沿って眺めるとこんな感じ。

 

吊橋側。主ケーブルの点検と、吊索との交点のボルト緩み等も点検します。

   耐風索・耐風支索の点検の様子

ちなみに、1番高い(深い)位置からの一枚。下を流れているのは『綾南川』。

 

後半は曇り空が多く、途中雨がパラついて来たりと、点検日和ではありませんでしたが無事に点検を終わらせることが出来ました。それにしても、素晴らしい自然あふれる綾町でした♪♪

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